みちばたの記録

ニュージーランド児童文学を愛する翻訳者のブログです

国立博物館テ・パパ・トンガレワ

 ウェリントンにある、ニュージーランド国立博物館テ・パパ・トンガレワを、初めて訪れました。

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 3時間ぐらいあったので、一通り見て回れるかなと思ったのですが、甘かった! 翌々日に再訪し、見たかった展示をなんとかこなしてきました。 先住民マオリの、みごとな彫刻がほどこされた名品の数々や、国土の歴史、野鳥や原生植物など、なにもかもが興味深かったです。ミュージアムショップがまた魅力的で、何もかもほしくなってしまい、悶絶してしまいました!  マオリに関する展示をいくつかご紹介します。

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 マオリの集会所(=ファレヌイ)。建物全体が、先祖の肉体を意味しているそうです。見事な彫刻が、これでもかとばかりにほどこされています。

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 マオリのカヌー(ワカ)。これは戦闘用の大きなもの。もともと南太平洋の島から渡ってきた海洋民族であるマオリは、移動手段といえばカヌーだったそうです。

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 現代風にアレンジされた集会所。これは芸術ですね。美しいです。