みちばたの記録

ニュージーランド児童文学を愛する翻訳者のブログです

NZ紀行2014 グレイマウス編その3

 グレイマウス2日目は、朝起きたときは晴れでしたが、その後降ったりやんだりでした。
 午前中は徒歩で町めぐり。グレイ川沿いの堤防を歩きます。お天気のせいもあってか、ほんとうにグレイな川でした。これはこれで味わいがあります。
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1967年の炭鉱での事故の記念碑→CIMG3037.jpeg
←石炭を運んだ鉄道の廃線跡でしょうか?CIMG3049.jpeg
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 このあたりは "Coal River Heritage Park" という公園になっているようです。この先はおそらく港ですね。
↓町の歴史博物館
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 図書館に行きました。CIMG3056.jpegちょうど〈おひざにだっこ〉のおはなし会が始まったので、少し離れたところから見せていただきました。語り手は男性1人。CDをかけて歌ったり手遊びしたり。そのあいだに絵本の読み聞かせを入れていました。特に大きな声も出さず、仰々しさがなく、自然な感じであたたかで、とてもよかったです。
 おぼえている範囲で書くと、絵本はジョイ・カウリーさんの Mrs Wishy Washy シリーズ、歌は "Two Little Blackbird"、"Row Row Row Your Boat" などでした。
 さて、ランチを食べて、午後早いバスでクライストチャーチへ戻ります。
 Atomic Travelのバスは、列車より安くていいのですが、けっこうエキサイティングでした。
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 運転手さんがコワモテ。そして何の案内もない。何かしゃべっているけど、ひとりごと? 英語も聞き取りにくくて、不安になりました。でも走り出したらしゃきっと運転してくれたので、ほっとしてうとうとしていたのですが、途中の上りでエンストしかけて目がさめました。

 なんとか中間地点のアーサーズパスに無事着いて休憩。そこから日本人ご夫婦が乗車したのでうれしくなって話しかけました。運転がちょっとこわいんです~などと話していたら、リラックスしてきました。そのご夫婦は世界各国を旅行しているので、いろんなバスに乗車経験があるようで、心強かったです~。
 その後もちょっとエキサイティングな運転で、クライストチャーチまでノンストップ。東へ向かうにつれて天気がよくなり、カンタベリー地方の丘や牧場が美しく、羊もたくさんたくさんいて、これぞニュージーランド!という景色を堪能しました。ちなみに、運転手さんは機嫌が悪いわけではなさそうで、お客さんと会話して Thank you などともいっていましたよ。
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 クライストチャーチ市内に入ると大渋滞(あとで知ったのですが、この日はイベントがあったようです)。それでも定刻に無事到着しました。よかった~!
 南島の旅はこの日で終わり。翌日は飛行機でオークランドに向かいます。