みちばたの記録

ニュージーランド児童文学を愛する翻訳者のブログです

NZ紀行2014 クライストチャーチ編その1

 コロナ禍が続き、海外旅行に行ける日が来るのかどうか不安になりますが、気持ちのリハビリの意味もこめて、2014年11月のニュージーランド訪問について書くことにしました。この時は10日間のひとり旅でした。ニュージーランドの11月は、春から夏へ向かう時期です。
 成田からオークランド経由でクライストチャーチへ。南島上空からサザンアルプスの山々が見えました。このあと羊がたくさん見えてきて、見入っていたら着陸~。 
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 クライストチャーチは、90年代半ばのニュージーランド初訪問のときに最初に訪れた思い出深い街です。最後に行ったのが2000年だったので、14年ぶりでした。
 空港から路線バスで街へ向かいます。平日の昼間なのでバスはガラガラで、運転手さんもほかの乗客もやさしい人でよかった~。宿泊場所を伝えて、最寄りのバス停で声をかけてもらい、無事に下車。
 そこからしばらく、スーツケースを転がして歩きます。2011年の震災から3年9か月のこのとき、街はそこらじゅうが工事中で、オレンジ色の三角コーンがたくさん並んでいました。7分ほどで、Orari ベッド&ブレックファストB&B)に到着。
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 チェックイン後、この日は街を散策しました。
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路面電車が走る中心街。でも、被災した大きな建物がたくさん取り壊されて、ガランとしていました。
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↑街のシンボルだった大聖堂は倒壊し、再建をどうするか決まらないまま。
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↑「追憶の橋」は工事中。
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↑街のあちこちにすっくと立ったキリンのオブジェは、"Stands Tall"というアートプロジェクト。展示のあとオークションにかけられ、売上げはチャリティーに寄付されたそうです。