『帰ろう、シャドラック!』に出てくるハンナの大好きな花「キツネノテブクロ」は、英語でもfoxgloveと、直訳です(別名は「ジギタリス」) 。
転校生のエリアナは、「キツネノテブクロには毒がある」といいますが、それはほんとうらしく、アガサ・クリスティのミステリー小説で、殺人事件にも使われています。
ハンナのいう通り、ニュージーランドにはキツネはいません。だから「ウサギノテブクロ(rabbitglove)」と呼んでいるんですね。これは一般的な呼び名じゃなくて、ハンナ独自の呼びかたではないかと思います。 もともとニュージーランドに四つ足の動物はいなかったそうです。ウサギも馬も羊もヨーロッパから持ち込まれたものです。
これはニュージーランドで見つけたちっちゃなウサギ。
風光明媚なニュージーランドの田舎町でハイキングコースを歩いていたとき、不意に目にした馬。 まわりに咲いている紫色の花もきれいで、おとぎ話に出てきそうな風景でした。