みちばたの記録

ニュージーランド児童文学を愛する翻訳者のブログです

砂利道じゃなかった

 当時、ジョイ・カウリーさんは、ご主人と二人で、マールボロサウンドに住んでいました。ハンナたちの家のモデルになった場所です。

 私は、成田からオークランドへ飛び、国内線で首都ウェリントンへ、そこからフェリーに乗って、南島のピクトンに着きました。そこでジョイさんが迎えてくれました。着いたのは夕方で、夕食を食べて、ピクトンを出発した頃には、すっかり暗くなっていました。天気は雨。これから車で2時間ほどの道のりです。

 物語の中では、途中のリンクウォーターというところからハンナの家までは、砂利道となっています。車が通ると、ものすごい土ぼこりが上がると書いてありますよね。この道を通ることを、とっても楽しみしていました。でも、私が行った時には、その道は舗装されていました。ちょっとがっかり、かな?

 うねうねとした山道ですが、ジョイさんの安全運転で、快適なドライブでした。道は真っ暗で、対向車もほとんど来ません。

 ジョイさんの家に着いたのが何時頃だったかおぼえてないけど、10時過ぎにはゲストルームのベッドに入りました。飛行機の中で眠れなかった私は、あっという間に眠りについて、翌朝まで爆睡してしまいました。